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無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 成長期巡礼~京都~   

あの、

あたし、

いつか、だれかに、

膝枕、して、あげたいと、

おもってたんです。


でも、あたし、もも、っていうか、ほとんど、それは、骨で。

こんな柔らかみのない、あたしの、ひざまくらなんて…


だれも、欲しがるわけないよね。

いいんだ、別に、いいんだもん。。。

でも…

あたしに、もっと丸みがあればな。

きゅーん、きゅーん。とあたしの中であたしが泣く。


そう、あたしが、半べそかいていたら、


彼のお方は、すっと、あたしの、ひざへ、そして、

こう、言ってくださったの。


「うむ、固くて、マッサージにちょうどいいな、ふむふむ、よい当たり心地じゃ。」


しゅ、シュウセイさま~~~~!!!


そう、愛するシュウセイさまことapsuさまとの、合同展ですの。


ぜひ、あなたも、あたしの固いひざまくら、味わいにいらしてね!
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# by kojiki-machiko | 2013-04-20 20:45

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 まちこの恋文130   


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あなたは、光に包まれるの。

きれいな涙を流すわ。

欲しかったものは、胸の内にしっかり開花するよ。

目の前にあるすべてのものが優しく温かい。

氷さえも温もりをもって感じる。

細やかな音に頬を撫でられる。

大きな音は、遠のいて行き、静かな音に耳は寄り添う

柔らかい地球、自らの手に見惚れる。

永遠の中の手、愛らしさを覚える、

何もかもが子供たち、年齢は消えて、

石も、呼吸を始めていく、

夜明けの砂の、ひとつひとつぶが、遠くの星のように瞬いていく、

鼻の奥を通る空気、皮膚の俄かな動きが、不思議なほど、実感される。

時が柔らかい。

高揚することなく、平和で、血の巡りを忘れるほど、世界に見惚れる。

回りがどう動いても、あなたは、それが良く見通すことができる。

あなたは、光になる

あなたは、光っているから、

もう、光を欲しがることもない。

穏やかで和やかで朗らかで、美しい。

悲しく静かで優しい。

あなたは、おしまいの風景。

さようならの花束。涙そのもの。

笑い声そのもの。


ねえ、一緒に生きてることを、笑い飛ばして。

そして、もう一度。生きよう。


楽しすぎて、涙がこぼれます。

優しすぎて、涙がこぼれます。

安心しすぎて、涙がこぼれます。


象の肛門から、小鳥たちが飛び出します。

馬の鼻から、菜の花が顔を出します。


あたしのあそこから、七人の小人が登場します。



1時間100万円で。

あたしをいかがかしら?
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あ、やっぱり、1分100万円。
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高級売春婦 まちこより

# by kojiki-machiko | 2013-02-17 22:16

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 巳年恋文   

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キエ トトト ズニーマン ピノッコ ハイ ユジー

ババ スタヌ キノート キチシー ハシ ギ ドス カパ

セチチ キビ シチチ テト テト パ キニキニ 

ユッチ ヘペポ プピ ピドロ オド セー シュート

ハ タトイ ユーピ ユーシ ホノ

ハササ キエジー ユニ ハ ト シ ユシエー


深淵な蛇語の世界。


訳すと、どの単語も、「やっちゃいましょう。」 なの



あの、艦長にですね、浣腸してみたいんですけど…

「やっちゃいましょう。」

仮死状態の人にお菓子を食べさせたら、もしかして起きるかも…

「やっちゃいましょう。」

お米1合に対してですね、30gの蛸、これが正しい分量なんですけど、200行きたいっす。多幸感あるはずっす。

「やっちゃいましょう。」

決して寝てはいけない午後に、比類なき、昼寝を…

「やっちゃいましょう。」

比類なき昼寝をしてる人にね、蛭をくっつけてね、血吸わなきゃ生きられないかわいそうな蛭の幸せを拝みたいのです…

「やっちゃいましょう。」

子どもたちの前でね、どもり、つづけてね、緊張感とはなんたるかを…

「やっちゃいましょう。」

川をかわいがり~、島をたのしませ~、森をもりあげ~、風を、えーっと、風を、ガーゼで…

「やっちゃいましょう。」

あの、僕、恥ずかしながら真性包茎なんですけど、見方を変えたらこれ神聖なんじゃないかと、姦淫しない聖人としての、あの、でも、やっぱり、ほんとは、手術…

「やっちゃいましょう。」

昨日みた、あの木の実なんですけどね、食べちゃいけないって話なんですけどね、あたくしね、下の口でなら…

「やっちゃいましょう。」


禁断の果実、智恵の実。

人間は、知識によって宇宙の秘密に迫り、神とひとしく小規模な創造を行うことができるって。

わたしは、蛇。

あなたをそそのかすのだーい好き。

さあ、その服を脱いで、その肉体を、恐れを脱いで。

緊張を緩めて、知性を成熟させるの。

あたしと交わって。一緒に道徳の彼岸へ参りましょう。
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脱ぐときは一緒よ。

まちこ

# by kojiki-machiko | 2013-01-08 23:57

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 まちこの恋文127   

あなたのせいで、あたし、

紅葉を乞うようになっちゃった。

枯れ行く様が一番人を惹きつける。

あなたが好きです。

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あなたを見ると、あたしは、心が穏やかになります。


そして、少しすると、

ふつふつと元気が湧いてくるのです。

緑の葉が、太陽の色になっていくこと。

枯れることが、輝くことでもあるのね。

咲く花ばかりが美しくはないって、気付かせてくれる。


それぞれがそれぞれの世界で生きている。

おじさんの赤ら顔。しもやけた手。皺がそのまま絵巻物。

一枚の葉っぱの向こう側に、何万年の景色、葉脈を歩く小人が話す。


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風情とは、

ここにいるまま、どこまでも散歩することね。





どうして、人は時を感じたいのかしら。

いつでも、あたしは、人生を不思議がっている。


心が飛び跳ねたのか、体が飛び跳ねたのか。

舞いあげた枯れ葉は、そのまま、あたしなの。
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たのしい。

身体だけがあたしじゃない、風も、枯れ葉も土も、子供の遊ぶ声も、その場の全てがあたし。

だから、あたしは、いないみたい。


綺麗で朗らかで、調和した自失。

平和であることで人は自失できる生き物。

人が、風情になれる。


握りしめていた心をふっと、手放せるの。

そして、それは、そのときだけ。





時がずれれば、

エゴがあたしを襲う。

とても、正確に。

それは、空腹からかもしれない。

それは、あたしの誰かにした暴力だったのかもしれない。

ときには、他人の顔をしたあたしが現れる。

わたしは、私を見下す。

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落ちた枯れ葉を、あたしに見立てて。

あたしを斬る。
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あたしが裁けるのは、あたしだけ。
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さらば悪しき自分
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平穏あれ!



まちこ、お前を赦す。

紅葉に形を変えてあらわれた、あなたに感謝します。

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そして、わたしは、絶対零度の眼差しを手に入れる。

荷重0のモジュラー形式。

まちこ

# by kojiki-machiko | 2012-12-07 03:18

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 いも恋   

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いも乞いし、恋しや芋の 収穫じゃ。 
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九里(栗)四里(より)美味い十三里。
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江戸から十三里、さつまいもの味の良さを唄われた川越。芋ばかり。
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芋に恋して、奇異な目で見られた娘もいたことでしょう。

その証拠に、何にでも芋を入れる性癖のようなものがあふれているわ。
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まったくいいものですわ。

芋の参加できない料理というのはこの世に存在するのかしら。

と思わずにいられなかったの。

そして、もちろん、芋の経典を思い出す。


『芋が愛される理由はもちろんその甘美な味わいであるが、

 芋の持つ純真さや沈黙こそが、我々が芋を愛してしまう本当の理由であろう。

 芋は寡黙にも救いの手を差し伸べてくれているのだ』



きっと、この町の子供たちのジャンケンの合図は、芋っこ学園と同じで

「ジャンケン、じゃがいも、さっつまいも!」

に違いないわね。



ぽてと、

あたしにも、

芋を入れなくっちゃ!

とれたての自然薯
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いもいもいも。

これらの芋は、当たり前のように地上にあるけど、

皆、地中の暗闇の中から生まれてきたのを実感しつつ。

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どんどん芋に。


全てが闇につつまれたとしても、唯一、光続けているもの。

それが芋だ。

闇を培養して光を育む、芋は、生の装置なのである。

~芋の経典より~

まちこ

# by kojiki-machiko | 2012-11-27 22:36