あたし、あなたのこと一日1000回くらい考えてる。
いまは、1000回だけど、
これが10000回になったら、まともでいられない!
だから、そばにいて!
あたしにかまって!
そうおもいつつも、あたしは、あたしを抑える。
でも、抑えきれず、やっぱり電話したわ。
「あたし、かまって、かまってっておもってるばかりで
こんなあたし、あたしがイヤ!
でも、変になってる!これじゃ、嫌われちゃうよね。」
するとあなた。
「かまってほしいのなんて、普通だよ。」
「仏? あなた、仏なの!?じゃ、じゃあ、あなた、あたしにかまってほしい?」
「ときと場合による。」
「いまは、ねえ、いまは!?」
「いまは、いいや。」
「も、もしかして、あたしたちって、うまが合わないの?」
「いまはね。」
「い、いまはか。。。」
「ワインや、納豆やくさやのように、熟成を必要とする人間関係もあるのだよ。」
「じゃ、じゃあ、いつ合うの、いつ?あしたは、あさっては、ねえ、来月?来年?」
「来世。」
「ら、来世!!今世は、むりなの!?」
「ねえ、今世は!?ど、どうすればいいの!?ど、どうか今世中に!」
「うん、じゃあ、いますぐ一旦死んで生き返ろう。」
「わ、わかったわ、どうやればいいの?」
「せーので、おぎゃー!って言えばよい。」
「せ、せーので、おぎゃー!ね。」
「せーの!!」
「おぎゃー!!」
「 …。」
「な、なんであんた言わないの?」
「いや、まだ、今世がいい。」
「てめえ!!仏づらして、いいくるめやがってこのやろう!おぎゃー!!っていえ!
おまえもおぎゃー!っていえ!」
「わかりましたよ。しかたないな。」
「じゃあ、いくよ、せーの!!」
「おぎゃー!!」
「めえー。」
「めえーって言った。言ったよね。やぎなの?やっぱりばかにしてるでしょ。
ま、いいや、なんかいったし。
でも、もう一回やろ、もう一回やろ?」
「いいよ。」
「せーの!!」
「もー」
「ぴー」
「ぴー?ぴーって何?もーって牛みたいにするかとおもったのに!
ぴーってなに?」
「ニホンカモシカ。」
「そ、そうかあ、ニホンカモシカかあ。」
「よーし、次こそは、合わせるぞー、あれね、あれね、こたつで丸くなるやつでいこ?
ね?こたつで丸くなるやつだよ。いくよ、せーの!!」
「ニャー!!」
「おぎゃー!!」
「お、おぎゃー!!っていった、合わなかったけど、おぎゃー!っていった。やったーー!!!」
「じゃ、来世で。」
「ツーツーツー・」
「ふー、とりあえず、56億7千万年も仏まってらんないから、またあしたも電話しよ
今世のうちに仏とのコンセンサスをとりつけなきゃ」

まちこ
もう、二週間もたっちゃったけど、
中津高架下音楽祭、楽しかったなって、
また写真みてる。ありがとう。
枚方 星が丘 あの家では、いまも、
楽しい
日常が繰り広げられているのね。