乞食ガールズ まちこのネタ帳

まちこの恋文６２

フレンドマン！

また、でてきた！

あなたへの想い！

わたしは、いつでも、お尋ね者。

あなたは、いつでもみんなの人気者！


フレンドマン

まちこの恋文６１

あなたは、小さい頃、あたしをいじめた。

あたしがクラスのマドンナだったころ、

あなただけが、あたしの上履きは臭い。って罵倒した。

みんなの前で臭いって言った。

上履きの匂いに気づかない、愚鈍なマドンナだ。って。

あたしは、恥ずかしい気もしたけど、あ。この人、こっそりあたしの上履きの匂い嗅いでたんだ。と気づいた。

放課後、わたしは、下校したフリをして、下駄箱の陰に隠れていた。

すると、あなたが、こそくな速度で現れた、そして、あたしの上履きの匂いを嗅いでいた。

げっし目の動物に似た顔で嗅いでた。その手つきもそっくり。ほっぺたに豆をためる阿呆面だった。

でも、なんか愛らしかった。

だから、わたしは、すばやく飛び出ると、あなたの腿にキックした。

倒れたあなたの顔と髪の毛を、くしゃくしゃした。

するとあなたは、「ごめんな！ごめんな！また嗅ぎたくて！」

「そう、じゃどんな匂いするの？マドンナはどんな匂い？」

「ぐ、グレープフルーツです。。。」

満足したわたしは、あなたと草っぱらで寝転んだ、そして、その年、はじめての黄色いモンシロチョウをみた。

黄色いモンシロチョウをみるとその夏は、素晴らしい夏。たしかそうだった。

そして、いま、あなたを思い出してあたしは、こんな恰好をしてる。
さみしいから、こんな格好してる。

まちこより

ハッピーバースデー

「まちこちゃん、誕生日おめでとう」


まちこちゃん今日、奇麗だよ。

愛するまちこちゃん。ぼくの小さなまちこちゃん。

ぼくは、いつだって君の月経を止めたいんだ。

happy birthday to you

happy birthday to you

生まれちゃったんだね

愛してあげるよ、笑ってあげるよ

happy birthday to you

ほんの少しの間　一緒に暮らそうね　何でも買ってあげるよ

happy birthday to you

時代が過ぎても、また会おうね　


あいうえおより

まちこの恋文６０

夜がマンマン、朝がチンチン。

太陽が昇るとき、轟音がしないのが不思議。


風に色がないのが不思議。


あなたは、不思議。


思い出が色あせないのが不思議。


毛布が暖かいのが不思議。

あなたの手が冷たいのが不思議。



コバルトブルーのコンパスで旅行。

素顔の写真。

雪に小判。トンボと飛行機。指にワイン。子供にカメレオン。ロボットに風船。
夜明けのアヒル。五月雨に少女。枝にそうめん。傘にリボン。

月光色の芝生、

きんきらの夕焼け、

山の霧の白い朝。


あれだって、これだって、あなた。


誰もいないあたしの、ひとり遊び、私の喜び。

景色と交尾。


景色に思いっきりあそこを突いてもらっちゃうんだから！


三歩あるいたら、散歩だよね。

そう言ったあなたを思い出してるの！

まちこより