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無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 まちこの恋文131   


「おれ、ほんとのセックスってしたことねえんだよ。一発やらしてくんねえかな。」

自分を隠すように、

へらへら笑いながら、

そう言う。


あなたの奥の声にだけ、わたしは、耳を澄ましてしまう。



僕を恐がらないで。

僕を恐がらないで。

僕を恐がらないで。

僕を恐がらないで。

僕を恐がらないで。



かわいさしかない。

かわいさしか見たくない。



「最高だな。」

というあなたとキスしながら、

わたしは、

「最低だな。」

と想う。

けれども、

わたしの奥の奥の声は、

これでいい。これがいい。という。


あこがれの、マグダラのマリア様。



あなたは、ベッドの上で、飛び跳ねる太った黒いダニのように、かっこよかった。


ほんとうにかっこよかった。


かわいくなんかなかった、かっこよかった。



吸いなさい。

ころしたいほど、いとしいのでしょう?

いいよ。


半端じゃない切なさ。たまらないの。

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わたしは、死なんかよりもずっと甘美なものをあなたへ。

度肝を抜かれるほどの平穏。

我を忘れるほどの静寂。

光は、前から、後ろから、心の奥から。

あそこが開きっぱなし。
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わたしは、あなたを捕食し、消化し、昇華する。

異常なほどに、下品で、デリカシーのかけらもない、荘厳な、一輪の花。

ときには、あなたに寄生する、冬虫夏草。

笑えないほどに、震えあがり、吐く息は、白く、空は暗い。

共存し、夏を待つ。

人口の電灯に揺らめく、川に反射する、光を眺めてる。

銀色の花。

宇宙なんて、そこらじゅうにあふれてるんだから。

夜空を見上げる必要なんてない。

ほんとに、たまーに、見ると、たまんないほどの快楽。

星空に夢精する。夜空に指を突っ込んで、魂のオーガズム。


まちこ

by kojiki-machiko | 2013-04-13 20:19

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