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無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 まちこの恋文127   

あなたのせいで、あたし、

紅葉を乞うようになっちゃった。

枯れ行く様が一番人を惹きつける。

あなたが好きです。

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あなたを見ると、あたしは、心が穏やかになります。


そして、少しすると、

ふつふつと元気が湧いてくるのです。

緑の葉が、太陽の色になっていくこと。

枯れることが、輝くことでもあるのね。

咲く花ばかりが美しくはないって、気付かせてくれる。


それぞれがそれぞれの世界で生きている。

おじさんの赤ら顔。しもやけた手。皺がそのまま絵巻物。

一枚の葉っぱの向こう側に、何万年の景色、葉脈を歩く小人が話す。


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風情とは、

ここにいるまま、どこまでも散歩することね。





どうして、人は時を感じたいのかしら。

いつでも、あたしは、人生を不思議がっている。


心が飛び跳ねたのか、体が飛び跳ねたのか。

舞いあげた枯れ葉は、そのまま、あたしなの。
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たのしい。

身体だけがあたしじゃない、風も、枯れ葉も土も、子供の遊ぶ声も、その場の全てがあたし。

だから、あたしは、いないみたい。


綺麗で朗らかで、調和した自失。

平和であることで人は自失できる生き物。

人が、風情になれる。


握りしめていた心をふっと、手放せるの。

そして、それは、そのときだけ。





時がずれれば、

エゴがあたしを襲う。

とても、正確に。

それは、空腹からかもしれない。

それは、あたしの誰かにした暴力だったのかもしれない。

ときには、他人の顔をしたあたしが現れる。

わたしは、私を見下す。

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落ちた枯れ葉を、あたしに見立てて。

あたしを斬る。
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あたしが裁けるのは、あたしだけ。
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さらば悪しき自分
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平穏あれ!



まちこ、お前を赦す。

紅葉に形を変えてあらわれた、あなたに感謝します。

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そして、わたしは、絶対零度の眼差しを手に入れる。

荷重0のモジュラー形式。

まちこ

by kojiki-machiko | 2012-12-07 03:18

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