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無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 まちこの普通の話   

恋文は、やっぱり108つ目で完成してるなあ。

と想う今日、


ときには、普通の話を書いてみるのも、いいのでは。

と、思いまして、書いてみる普通の話です。

で、内容はというと、

わたしが、死のうとしたときのことを書こうと思います。

何かの役に立つかもしれないので、はじめてみましょう。


もう、ずいぶんむかしのこと。

わたしは、ただ、人間やってるだけだよな。

と強く思っていた。

その頃、わたしの、心と体と精神は、ばらばらだった。

それは、電車を、待っているとき。

ああ、いま、くだらないセリフ叫んで、電車に飛び込んで、

飛びちったら、笑えちゃうなあ。

と、なんの、感情もなしに、思ってた。

この身体。人形だよなあ。って。思ってた。

精神が、体と離れてしまっていた。

心はというと、ほとんど、凍りついていた。

というのも、精神があまりに強いので、

たとえば夕焼けをみて、感動すると、身体と心に対して、

あーあ、またまた、オートマチックに感動しちゃって、

ほんとうに、おまえは、神に支配された奴隷だな。

と、おまえの心や体は、決められた装置なんだよ。

いちいち、悦んだりしちゃって、幸せになったりして、

おまえは決められた法則の首輪つけた犬だ。とか言ってた。

おまえは、幸せを求めるこの装置から、死ぬまで、逃れられないぞ。と。

幸せになっても、それは、ほんとうの自由か?

それは、ちがうんだよ。

と。ささやくのだった。

ああ、神に裁かれて、人間やらされてる。

心が痛むのに、生き物を食べ。犬と同様、腰を振っている。

景色をながめて、美しいと、思わされている。この身体と心に。

精神がまたささやく、

ほんとうに自由になれよ。


心と体は、もう、おまえには、十分だろ?

たしかに、そうだな。

わたしは、命の言いなりになんか、ならないぞ。

そして、

ふっと。

線路に向かって、一歩、踏み出した。

その瞬間、

胸が、異常な音で、つよく鳴った。

心臓から、首の血管を通って、頭まで、ものすごく、太い血の波が、流れた。

鼻が、発作的に、深く息を吸い込んだ。

電車が、轟音を立てて、わたしの前を通り過ぎていく。

「いま、ほんとに、死ぬとこだった。」


そのあと、直観的におもったのは、

死んでも、終わらないなあ。


でも、この世に、反抗したいなあ。


で、食べることを拒否したいけど、

死んでも終わらないから、食べる

けど、肉は、くさいし、感情に来るから、

野菜ねらい。

性行も拒否、マスターベーションも拒否。

で、夢精。

できるだけ、

何にもしない。

という神への反抗。


ほとんど、瞑想状態。



何にもしない時間を、

生活の中でどんどん増やす。

というより、ないと、超不安定。


すると、ある日、

自分がどんどん小さくなっていく感覚に遭遇。

心と体と精神が完全にぴったりして、

自分の中心に(身体でいうと心臓の隣らへん)、自分がどんどんちいさくなって、

消えていってしまって、

いままでで、一番幸せな気持ちに。

いいかえれば、これまで幸せと呼んでいたものとは、

まったく別のもの。


そのときは、友人が消え、家族が消え、自分が消え、

代わりに、すべてのことが、均等にわたしになって、

これは、かつてないほど自由だなあ。となりました。

自由という言葉もいらないほどに。

そのとき、わたしは、笑おうとおもいませんでした。

むしろ、笑うことは何一つないようでした。

そして、もちろん泣くこともないようでした。

TVや、歌や、家族、飲食店にいても、入ってくる景色に、

感情がうごくことはなく、ただただ、慈悲ということばに近いような、

生き物の暮らしを眺めている感覚。

仏陀先輩が言ってたのこれかな?っていう。


それは、名付けられたことのない、新しい感情。

で、それからしばらくして、

ああ、あのとき、死ななくてよかったなあ。と思いました。

そのときわたしは、また、笑うようになり、泣くようになりました。

新しい感情の中に居続けることは、容易ではないように思われました。

そして、時間というものを、もっと把握しなければ、

このあたしの見つけた新しい感情の中にいつづけることは、できないだろうと思いました。



そして、このように長々と書いたけれど、


実際は、一言で言えることのが、わたしは、好きです。


たとえば、


「ただ、ひとり、私の胸の、鼓動を聴く。」


と、ノートに一行書くほうが、

事の本質を言えている気がするのです。


まじめでふつうのまちこより

by kojiki-machiko | 2011-12-22 03:42

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