無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 まちこの恋文129   

忘れていた記憶がよみがえる。

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スポンジに一本の張りつめた糸が喰い込む感覚。


言葉の呪術。


死んでくれという完ぺきな殺意の引き出すもの。


暗い雲が立ち込め、胸の中に入ってくる感覚。

手に汗。自分が生きていてはいけないような気分。

寒気。他人の声。亡霊のような気分。

誰かに攻撃されるのではないかという不安。他人の目が怖い。

口の中が渇きっぱなし。


完全に裏切られたことのある人間だけが持つ気持ち。



幼少期の記憶。


そうだったそうだった。


こんな風に昔、世界は怖かった。

恐怖心、不安、心配性。


10分に一回トイレに行く感覚。


そうだったそうだった。


安心感とは、体温だった。


母の胎内だった。あるいは、腕の中だった。

誰かに抱かれたい感覚。


そこから離れる不安。


抱かれていたはずの安心感が、突然、暴力に変わること。


そうだった。そうだった。


忘れていた記憶。かき消したはずでも残っている記憶。


部屋に取り残されること。

待つことなんてできないのに、待つことしかできないこと。

暗闇の黒さ。


父からの謝罪。母の不安。

それでも、とにかく愛されたこと。


父親の痛み、母親の憂い。愛の矛盾。
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希望でなくてはならないこと。




ああ、あなたは、あたしだった。


いまのいままできづかなかった。


どうして、あなたとであったのか、どうしてあなたに感心を抱いたのか。

ようやくわかった。


そっくりな傷を持つこと。
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傷つけられた分、傷つけたい気持ち、それを無意識にしてしまう自分に対する恐怖。

生きるために備わってしまった自分の弱さ。

自分に対する不信感。罪悪感。

やりすぎた自己否定。

自分を覆い隠してしまいたい気持ち。

痛みのリフレイン。

誰が悪人で誰が善人なのか。

誰が誰の人生を選んで生まれてきた?


苦しみ、悩みの伝言ゲームなの?


いつかここから出られる。


そう、

考えようによっては、

今すぐ出られる。
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いつか?

今すぐ出られる。
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わたしは、5歳のとき、家中にマヨネーズをばらまいて、精神科につれて行かれたの。

あのときの解放感。

そのとき、親が変わったの。

絶対に嫌われたくない親に、てやんでえしゃらくせえ。ということ。

素直な気持ちを伝えるということ。

マヨネーズを出すのは気持ちいいということ。


考えてみれば、あれは、あたしの最初の芸術的行為。


単純なこと。

自分自身に、おまえ、しゃらくさい。といっちゃうこと。

自分自身に優しくなるということ。


過去の痛みをいくらいじくりまわしても、

過去の選択をいくらいじくりまわしても、

空は晴れない。


単純なこと。


伝言ゲームやってるだけ。

それを体験してるだけ。

赤ん坊だったわたしを叩いたことは、仕方ない。

そのとき以外に、たくさんの優しさがあった。

サンバイザーに、タンクトップに、半ズボンに太ももに大量の足毛、ハイソックス、似合ってた。

自分のした過ちを子供は覚えてないのに、正直に打ち明けてくれた。

ほんとうに一緒に生きてくれた。

どうせやるなら楽しい伝言ゲーム。

人には、いくつもの瞬間がある。

人間だって、現象のひとつ。

雨、風、雷、春の午後。

あたしの心だってそう。

たったいま、体が新陳代謝してることに気付く。


「ご安心なされよ、危険は去りましたぞ。」

と断言ゲーム


過去のことを考えなくてすむほど、今、遊ぼう。

何度でも、自分をぶっとばす。


その繰り返し。


そのたびに優しくなれる。ならざるを得ない。

丁寧に咀嚼すればするほど解かる。



愛、調和、善意、バカ、あほ、ちんどんや。


泣く子は育つ。

謝る子は赦される。

バカは人を笑わせる。


日向が、あったかい。

ありがたいなあ。

よし。

太陽にケンカ売ろう。
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「太陽さん!ありがとう。ひとつ言わせて!
 あたしよりも、光ってんじゃないわよ!!
いずれ、あんたより明るくなってやるからね!
いまは、勉強中だけどね、いずれ、おまえさんなんか燃やしちゃうんだから!!」

あなたの過去を燃やしたいまちこより
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by kojiki-machiko | 2013-02-04 19:54

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